今年の「ポイ活」成績…1位楽天、2位JRE、3位Vポイントでした

今年の「ポイ活」成績…1位楽天、2位JRE、3位Vポイントでした

楽天によると、2025年のポイント経済圏のキーワードは「寄せ活」だそうです。貯めるポイントを1つか2つに絞る…という意味らしいですが、言われなくてもやってるよ!という方は多いのではないでしょうか。年末なので今年1年間のポイ活の成績をまとめました(2024.12.20) 

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25年のキーワードは「寄せ活」

楽天グループが12月5日に開催した「楽天グループ 経済圏トレンド&活用術」発表会に関する記事を紹介します。 

楽天グループの荒川さくら氏は今年のポイント経済圏の動向として、ポイントの「貯めやすさ」「使いやすさ」以外に、投資や運用による「増やしやすさ」が重視される傾向が強まっていると振り返った。 

過半数の消費者が日常生活においてメインで利用している経済圏を2つ以下に絞っているという調査結果などを踏まえ、2025年の経済圏トレンドの予測として「寄せ活」というキーワードを発表した。 

マイナビニュース – 出費の多い年末年始を「寄せ活」で乗り切る! 楽天グループが経済圏トレンド&活用術を発表 

確かにわたしも重視するのは「貯めやすさ」「使いやすさ」「増やしやすさ」ですし、最後の「増やしやすさ」は楽天ポイントSPUスーパーポイントアッププログラム)が優れていると認めます。 

でも、昨年暮れにSPUの大幅改悪があって、わたし自身はそれを機にライトユーザーに宗旨替えしました。そのことは以前にも記事にしました。 

SPU改悪後の楽天経済圏はいかに!?
楽天経済圏の住民たちは、昨年12月のSPU(スーパーポイントアッププログラム)改悪がどのぐらい影響があったのか、一様に関心を払っていたのでしょう。知人からポイン…
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わたしが重視する「気楽さ」 

楽天の発表会が挙げる「貯めやすさ」はポイント額の多寡に直結するので当然ですし、せっかく貯めたポイントも消費できなければ無駄になるので「使いやすさ」も大事です。 

でも、わたしがもうひとつ重視するのは、一度設定しておけば自然とポイントが貯まる…という「気楽さ」です。 

ポイント欲しさに右往左往するのはとても面倒だと思っていて、わたしにとっては、ほったらかしていたら「あらビックリ! こんなに貯まっていた!」というのがベストです。

例えば、モバイルSuicaJREカードVIEWカード)を紐づけておけば、50円で1ポイント貯まるので、ふだんの電車やバスの利用だけでグイグイとポイントが貯まります。

JRの改札を通過するだけでオートチャージもしてくれます。JREポイントはもう本当にほったらかしです。忘れた頃にSuicaのチャージすればいい…そういう「気楽さ」が、わたしには合っています。

最初の気づき(ヒント)を教えます

JREポイントの過去記事はこちらをごらんください
「いつの間にか貯まる」ならモバイルSuica×ビューカードが一番

Vポイントも、月額3万円以上の定額振込があれば給与・年金受取と同様に毎月200ポイント付与されます。

わたしは月初に三井住友Oliveに3万円振り込む設定にしてあります。ただそれだけで毎月200ポイントが得られます(これも過去に記事にしています。ただし記事中の住信SBIネット銀行はすでに解約したので資金還流の方法は一部変えています) 

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定額振込でポイントGETの記事はこちらをごらんください
自分の預金を還流させるだけ:究極の「ポイ活」教えます

つまり、楽天ポイントはライトユーザーに宗旨替えして、その他のポイントも「気楽さ」重視で貯めている…というのが、わたしのポイ活の現在地というわけです。 

1位 楽天ポイント:11万1379P 

それでは、まだ10日余り残していますが、この1年間にどれだけポイントが貯まったか、ポイントの多い順に並べてみましょう。 

1位はやはり楽天ポイントです。年間11万1379ポイントにのぼっています。楽天銀行楽天証券楽天カードを紐づけ、ふだんの買い物は楽天ペイを使っているので、ライトユーザーに宗旨替えしてもなお、他のポイントを圧倒しています。以下が年間ポイント額がわかる画像です。 

楽天PointClubアプリから(12月20日現在)

ヘビーユーザーを自認していた2023年までは毎年30万ポイント以上貯めていました。

これはまだ会社勤めをしていて納税額も多かったため、「楽天ふるさと納税」でふるさと納税をフルに行っていたことが大きかったと言えます(楽天ふるさと納税は、お買い物マラソンに合わせて利用するとポイントが爆上がりします) 

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ふるさと納税の記事はこちらをごらんください
ふるさと納税はしていますか:年間2000円で名産品をゲット

それでも、会社勤めをやめて納税額がガクンと減ってふるさと納税を最小限に絞ってもなお、年間11万ポイントも貯まるのは、やはりSPUによる「増やしやすさ」が楽天ポイントの強みであるのは間違いありません。 

2位 JREポイント: 1万8667P

2位はJREポイントです。今年5月29日に貯まったJREポイントをSuicaに変換する記事を書いています。

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Suicaへの変換方法の記事はこちらをごらんください
JREポイントの使いかた…簡単なのはSuicaにチャージ

その際に変換したポイントは8247ポイント(妻の分は8848ポイント)と記事に出てきます。 

この後Suicaに変換しないまま放置していて、現在の画像が以下のものです。 

JRE POINTアプリから(12月19日現在)

10420ポイントですから、足し合わせて年間にすると18667ポイントです。駅ビル(アトレ)での買い物は月に2~3回する程度なので、ほぼほぼ電車とバスの利用だけでこれだけ貯まった格好です。月換算にすれば1500ポイント程度でしょうか。 

3位 Vポイント:7587P

3位はVポイントです。 Vポイントは、先述の毎月3万円の定額振込設定で200ポイントを貯める以外は、セブンイレブンエクセルシオールカフェに入った時にGoogleペイで設定したVISAタッチ決済をするようにしているだけです。そして、使い道はたったひとつ。SBI証券で投資信託のスポット購入に充当しています。

三井住友銀行(Olive)アプリから(12月19日現在)

上記画像の「SBI証券 投資信託取引 -258pt」「SBI証券 投資信託取引 -233pt」を積み上げて数えてみると、7587ポイントでした。今年4月の新Vポイント以降の数字ですから、約8か月で7587ポイントということは、月換算で1000ポイント弱です。 

ポイント投資の威力

もっとも、ポイントによる投資信託のスポット購入は、楽天ポイント通常ポイント)でもやっています(やり方は下記の記事をごらんください) 

楽天ポイントを投資信託に変える方法を伝授します
以前に「ポイント投資はノーリスク・ハイリターン」という記事を書きました。きょう書くのも趣旨はまったく同じですが、実際のスマホ画面でやり方を伝授しましょう(202…
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今朝貯まっていた通常ポイント(106ポイント)も、さっそく投資信託のスポット購入に消費しました。

楽天PointClubアプリから(12月20日現在)

年間どのぐらいスポット購入したか、楽天証券で洗い出してみると、43502ポイントでした。これに今朝申請した106ポイントを加えれば、43608ポイントです。 

ポイントによる投資信託購入ーーいわゆるポイント投資が優れているのは、非常に高い含み益が得られることです。

投資信託ですから含み損になることもありますが、損が出ている間は売却せず保有していれば、経済の成長とともに回復します。 

わたしは資金需要が発生すると投資信託から売却するので、どの程度の含み益になったか検証しようがありませんが、先にNISAつみたて投資枠で積み立てた投資信託を売却した際に記事にしています。

ポイントでスポット購入する投資信託と同じなので、今年1月から10月まで積み立てた投資信託の利回りがわかる部分を再掲します。 

84万円が合計92万5413円になったわけですから、これによる実現益は8万5413円となります。特定口座であれば、ここから約2割、約1万7000円ほどの源泉徴収がありますが、NISAですから実現益はそっくりそのまま受け取ることができます。
利回りの計算式は、
利回り(%)=収益(分配金+売却損益)÷運用年数÷投資金額×100
ですから、あてはめれば10.168%です。

NISAではじめて売却しました…10%超の実現益をそっくり受け取れます

ポイント投資は特定口座で行っているので利益の20,315%は税で引かれますが、約10か月で約8%の利回りが期待できます。 

PayPayポイントは貯めてないのでわかりませんが、PayPay証券と紐づけて投資信託のスポット購入で使うのがよいでしょう。 Pontaポイントならauカブコム証券(25年1月から「三菱UFJ eスマート証券」と改称)、dポイントならマネックス証券…という具合に、ポイント投資は、自身が集めるポイントと紐づけ可能な証券会社を選ぶとよいでしょう。 

4位はWAON、5位はdポイント

話を戻します。1位がぶっちぎりで楽天ポイント、2位がJREポイント、3位がVポイントでした。 

では4位は…というと、ここからガクンと下がって、イオンの買い物だけで貯めるWAONポイントが半年で687ポイントでした(半年分しか履歴が残っていませんでした) 

5位は、Amazonと紐づけてAmazonで本を買う時に消費するdポイントが約5か月で244ポイントでした(Amazonの履歴で8月が最初のポイント消費でした) 

Amazon.co.jpのマイアカウントから(12月19日)

メーンで貯めているかどうかが大きいので、これは仕方ないでしょう。でも、WAONはイオンの買い物で、dポイントはAmazonで…というふうに、使いやすい点は評価できます。どんなにポイントが貯まっても、消費先が限られれば使い勝手の悪いポイントになってしまいます。 

以上が今年1年のポイ活成績でした。 

ほんのちょっとの意識の差

前の方で書いたとおり、いったん設定しておけば、ふだん意識するのは 

イオンならiAEONで支払おう、アトレならJREカードで支払おう、セブンイレブンならGoogleペイで支払おう… 

という程度です。わたしはほんとのライトユーザーです。 

それでも、楽天市場で買い物をする時は「お買い物マラソン」でかつ「5と0の日」に合わせて、事前エントリーを必ず忘れないで行うことを心掛けています。 ふるさと納税も、楽天市場の「お買い物マラソン」に合わせて「楽天ふるさと納税」から行います。 

電車の改札をみると、まだまだカードのSuicaを使っている人を見かけます(モバイルSuicaとVIEWカードにするだけで、ポイントが4倍に増えるのに…)。三井住友Oliveも、3万円の定額振込で毎月200ポイントが付与されることを知らない人は多いでしょう。 

ほんのちょっとの意識の差ーーそれがポイ活の成否を分けるとわたしは思います。 

ポイ活特集も雑誌でよく見かけるようになりました。2025年のキーワードは「寄せ活」だそうですから、さらに特集記事は増えそうです。 

自分にいちばん合ったポイントを見定め、どうやれば付与率がアップするか、研究してみてはいかがでしょうか。 

(いしばしわたる) 

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