NISAではじめて売却しました…10%超の実現益をそっくり受け取れます

NISAではじめて売却しました…10%超の実現益をそっくり受け取れます

投資信託をNISA(つみたて投資枠)分も含めて全売却しました。来月早々にマンション購入の残債支払いを控えているためですが、NISA分の実現益は8万円超、利回り(年利)にすると10%を超えます。やっぱり株や投資信託で資産運用するメリットは大きいと実感します(2024.10.23) 

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売却はNTTか投資信託か

わたしは来月上旬に新築マンション(娘の居住用)購入に伴う残債支払いで数千万円規模の資金を必要としています。 

それを上回る預金を確保していたところですが、そうは言っても割安の銘柄は欲しくなりますし、きょうが上場初日の東京メトロ株の購入資金もあったりで、300万円ほど株もしくは投資信託を売却する必要がありました。 

国内株ならNTT株が夫婦合わせて1万6400株あるので、これを半分程度に減らしてもいいな…と考えていました。 

投資信託は、7月に含み益がわたしと妻の合算で18万円台まで順調に増えていたものの、8月に大きくへこんでマイナス11万円まで下落していました。 

そこでNTT株の売却で準備していたのですが、米国市場が復調するのに合わせて、評価損になっていた投資信託が再び含み益を積み上げるように。 

そして10月半ばになって含み益が7月のピークを越えたため、NTT株は温存して、わたしと妻名義の投資信託の全売却を選択したーーというわけです。 

すべて実現益を確保して売却

以下がわたし名義の投資信託で約定価格がわかる一覧です。 

投資信託をすべてプラスで売却

わたしも妻も積み立てていたのは、 

  • 楽天・S&P500インデックス・ファンド(楽天S&P500) 
  • 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(楽天オルカン) 
  • 楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド(楽天NASDAQ-100) 

の3商品で、過去に記事で書いているところです。 

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楽天証券の場合、クレカ積立で10万円、楽天キャッシュ積立で5万円ずつ積み立てることができ、その設定をするだけで毎月750ポイントをゲットできます。そのため、楽天S&P500と楽天オルカンはNISA(つみたて成長枠)で、楽天NASDAQ-100は特定口座で積み立てきました。 

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上の一覧には、楽天S&P500と楽天オルカンは特定口座にも若干ありますが、これは「ポイント投資」分です(楽天NASDAQ-100の「ポイント投資」分は積立投資分と混ざっています) 

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約定した一覧を眺めると、ポイント投資分も含めてすべてプラスです。しかも、これは今年に入ってからのものばかりです(昨年までの投資信託は昨年暮れにマンション購入の頭金充当のため全売却しました) 

実現益トップは楽天S&P500

含み益が多い順は、 

  1. 楽天・S&P500インデックス・ファンド(楽天S&P500) 
  2. 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド(楽天オルカン) 
  3. 楽天・NASDAQ-100インデックス・ファンド(楽天NASDAQ-100) 

となります。NASDAQ-100はS&P500を上回るリターンが期待できると喧伝されていますが、やはりS&P500のほうが安定して利益を上乗せしてくれるようです。 

NISAの実現益は8万円

今回、NISA(つみたて成長枠)で積み立てていた分も含めて売却しましたので、NISAのページをみてみましょう。 

投資信託売却を反映したNISAのページ

左下に売却価格が出てきますが、右上の円グラフは積み立てた分の84万円のままです。これはNISAの特性上、売却しても枠の復活は翌年以降だからです。 

84万円が合計92万5413円になったわけですから、これによる実現益は8万5413円となります。特定口座であれば、ここから約2割、約1万7000円ほどの源泉徴収がありますが、NISAですから実現益はそっくりそのまま受け取ることができます。 

利回りは10%超

利回りの計算式は、 

利回り(%)=収益(分配金+売却損益)÷運用年数÷投資金額×100 

ですから、あてはめれば10.168%です。

「金利のある世界」になったとはいえ、定期預金でも最大1.2%(SBI新生銀行の定期預金6か月)という世の中にあって、投資信託の形にするだけで年利10%超というのですから、やはり資産運用は必要です。 

積立投資信託は本来、複利効果が期待できるため長期保有が大原則です(複利効果の威力は下記記事をごらんください) 

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しかし、年輩の人なら、配当金狙いから高配当株投資を行っている人も多いはずです。若い時なら投資信託は売却しないで長期積立の”一択”ですが、目の前に資金需要があって、株か投資信託を売却する判断を迫られた時、(配当金を生む)株は温存して投資信託を売却する選択肢もあっていいでしょう。 

いずれにしても、預金のまま運用しないのが一番の”悪手”です。 

投資信託による資産運用の効用を知ってほしくて記事にまとめた次第です。参考にして頂けたら幸いです。 

(いしばしわたる) 

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