東京メトロ株のブックビルディングが始まりました。同株の新規株式公開(IPO)申し込みを希望するなら、11日までのブックビルディング期間中に参加申し込みを行う必要があります。わたしもさっそく楽天証券とSBI証券で申し込み手続きを行いました(2024.10.8)
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新規株式公開(IPO)に申し込むには2つの手続きが必要です。1つ目がブックビルディングへの参加で、2つ目が購入申し込みです。前者の手続きを怠ると後者の手続きができなくなります。楽天証券では、わざわざ赤字で注意書きしています。
東京メトロのIPOの場合、前者のブックビルディングは8日から11日。この期間に手続きをする必要があります。
さっそく、わたしも楽天証券とSBI証券で申し込みました。
楽天証券の申し込み画面
楽天証券は「国内株式」から「新規公開株式」のタブをクリックすると下記のページになります。
「参加」をクリックして、もろもろ注意書きの書かれたページに遷移するので「同意する」をクリックすると下記のページになります。わたしは「200株」の「成行」を選択しました(妻名義も「200株」「成行」で申し込みました)
SBI証券の申し込み画面
SBI証券も「国内株式」~「IPO・PO」のタブを選んで、下記のページから申し込みます。こちらも200株。「ストライクプライス」とは「どのような価格で決定しても購入意思があることを示す価格」のことで、楽天証券の「成行」と同じと思えばいいでしょう。
このようにブックビルディングへの参加申し込みの手続きは簡単です。
抽選の倍率は高そう…
もっとも東京メトロのように人気の集まるIPOは、倍率が高くなって抽選で漏れるケースが少なくありません。SBI証券は購入申し込み前、楽天証券は購入申し込み後に抽選結果がわかります。
ちなみに、わたしは抽選に漏れたら上場初日に買付するつもりです。理由は以前の記事で書きましたので、そちらをごらんください。
株主優待に配当利回り3.6%
それにしても、東京メトロ株は人気が高そうですね。会社四季報オンラインは「定期預金より断然オトク?人気化必至の「東京メトロ」株」という見出しの記事を配信しています。
人気化しそうなのは、3・6%程度と見込まれる配当利回りと、20%超の売上高営業利益率が示す高い収益性、そして安定した業績だ。ソフトバンク(9434)よりも利回りは低いかもしれないが、利上げがあっても銀行の10年物の定期預金の金利は0・4%程度。コロナ禍のようなことが起きたとしても、株価復元力は強そうだ。
200株以上所有の株主に優待乗車証なども発行。新NISA(少額投資非課税制度)で安定的に運用したい個人株主などの格好の受け皿になりそうだ。
定期預金より断然オトク?人気化必至の「東京メトロ」株
この記事が着目した点にわたしも強く惹かれます。ブックビルディングの株数を「200」にしたのは株主優待の権利発生が200株以上だからですし、配当利回りが3.6%というのも、他の鉄道株がおしなべて低い利回りだけに注目ポイントです。
2024年の投資に関する出来事として、東京メトロのIPOは1月の新NISAスタートと並ぶ一大イベントであるのは間違いありません。もし興味があるなら、何はともあれブックビルディングへの参加申し込みを忘れずに。
(いしばしわたる)
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