楽天ポイントを投資信託に変える方法を以前に記事にしましたが、今回はVポイントです。SBI証券で売り出されたばかりの投資信託「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」を買い付けましたので、Vポイントの有効活用法かつファンドの特徴を記事にまとめました(2024.10.7)
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Vポイントが1229円分
わたしは楽天経済圏の住人で、サブで集めているのはJREポイントです。Vポイントはコンビニなどの高還元率が魅力ですが、商品単価が高いコンビニでほとんど買い物をしない私にはメリットが希薄で、Vポイントはものすごく薄い貯め方しかしていません。
そんなつれないVポイント・ユーザーですが、ひさしぶりに三井住友Oliveのアプリを覗いたら、Vポイントが1229ポイント貯まっていました。
お~、それならSBI証券で例のファンドの買付で使おう…
と思ったわけです。
SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)
「例のファンド」とは、10月1日から売り出された投資信託「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」です。
信託報酬が破格の安さ
「信託報酬はなんと0.055%! 新投信「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」をレビュー」という記事(筆者はライターの山口伸氏)がわかりやすくまとめているので、この記事から引用しましょう。
SBI系列の新しい投資信託として「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」が誕生した。9月の当初募集期間を経たあと、10月1日に設定されている。
日・米・欧・新興国を対象とした4つの高配当マザーファンドで構成される同投信は名前の通り、高配当を謳う。そして高配当株ファンドの割には信託報酬が低い点が特徴だ。
信託報酬はなんと0.055%! 新投信「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」をレビュー
見出しにもなっている通り、このファンドはいわゆるアクティブ型投資信託にもかかわらず、信託報酬率が0.055%なのです。
指数連動型の投資信託とは異なり、高配当株ファンドは信託報酬が高めだ。海外なら「三井住友DS-北米高配当株ファンド(毎月決算型)」のように1%以上を超えるものが多い。参考までに「eMAXIS Slim 国内株式(日経平均)」といった日経平均連動型のインデックスファンドは0.1%台である。前述の「日経平均高配当利回り株ファンド」は0.7%だ。
そんななか、今回の「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」は信託報酬率が0.055%と破格の安さを誇る。SNSでは投資ファンを中心に報酬率の低さが注目を浴びた。
信託報酬はなんと0.055%! 新投信「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」をレビュー
指数に連動するインデックス型投資信託なら、オルカンの愛称で知られる「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬率が0.05775%です。楽天証券でしか買えない「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」はさらに安く0.0561%で、わたしは新NISAのつみたて投資枠で積み立てています。
「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」はあくまでアクティブ型投資信託です。インデックス型よりも手数料が高めになるアクティブ型で、オルカンよりも安い信託報酬なのですから、確かに驚きです。
目論見書をみると、SBIグローバルアセットマネジメントが売り出している既存のファンドを通じて運用する「ファミリーファンド方式」だからのようです。
前述の記事には、リスクとして「分配後に基準価額が低下してしまう可能性もある。キャピタルゲインを期待する商品ではないため、長期運用向きとはいえない」と指摘しています。
それでも、Vポイントの使い道は(コンビニをふだん使いしない)私にとってSBI証券で投資信託の買付に充当するのが効率がよく、SBI証券で買える話題の投資信託である点も考慮すると、貯まっていたVポイント1229円分の使い先として「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」の買付資金に充当するのがよさそうです。
リスクがあると言っても原資はポイントだから、目減りしても痛みは小さい。それでハイリターンが期待できるなら御の字では…
投資信託は100円から買付可能
買付方法はいたってシンプルです。SBI証券にアクセスして、投資信託で商品名を検索すれば「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」はすぐに見つかります。
金額指定買付を選んで、購入金額に貯まったポイント数を打ち込み、ポイント利用で「すべて利用する」を選ぶだけです。
金額指定買付は100円から買付できるので、Vポイントが100を超えたらSBI証券にアクセスして「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」を買えばいいだけです。簡単でしょう?
資金還流で毎月200ポイント
ちなみに、1229円分のVポイントは、次の画像のような理由で貯まったものでした。
このうち「給与・年金受取特典」の200ポイントは、以前にも記事にしましたが、毎月3万円以上を定期的に振り込めば受け取ることができます。
わたしの場合は、月初めに楽天銀行から三井住友Olive支店に3万円振り込み、月末に三井住友Olive支店から楽天銀行に3万円振り込むーーというふうに自己資金(3万円)を還流させているだけです。それだけで毎月200ポイントGETできて、それを「SBI全世界高配当株式ファンド(年4回決算型)」の買付資金にするわけですから、まさにノーリスク・ハイリターンではないでしょうか。
楽天ポイントは3万円近くに
なお、楽天ポイントも、通常ポイントが100ポイント以上になったら、楽天証券で投資信託をスポット購入しています。過去に何度か記事にもしています。
今年1月からどのぐらい楽天ポイントで投資信託を購入しているか、楽天証券にアクセスしてみたところ、総額29228円分の楽天ポイントで投資信託をスポット購入していました。
まさに「塵も積もれば山となる」ですね。
ポイント運用は手数料がかかる
ポイント投資と似たものとして「ポイント運用」があります。証券口座を開設していなくても手軽にできて便利なようですが、ポイント運用は手数料がかかります(例えば、下記の記事「PayPayポイント運用にかかる手数料は1%!」をご参照ください)
わたしがここで紹介したやり方なら、手数料は一切かかりません。しかも100円から、それこそ豊富な投資信託商品を選り取り見取りで選べるのです。
楽天ポイントは楽天証券で、VポイントはSBI証券で、気になる投資信託をスポット購入してはいかがでしょうか。
(いしばしわたる)
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