ポイ活につながる株主優待があります…りそなHDの場合

ポイ活につながる株主優待があります…りそなHDの場合

さまざまな株主優待がありますが、そのひとつにポイント付与があります。ふつうは自社サイトや専用サイトで商品を買える仕組みですが、通常使うポイントに交換してくれるところも。そんな便利な優待を提供するのが「りそなホールディングス」(証券コード:8308)です(2024.10.4) 

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他のポイントに交換可能

りそな銀行、関西みらい銀行など4行を傘下とするりそなHD株は、妻名義で保有しています。今年1月に特定口座で500株、新NISAの成長投資枠で500株購入し、合計1000株を保有しています。 株主優待は

保有株式数に応じて優待対象銀行の「クラブポイント」を毎月進呈 

するというものです。 これだけなら自社サイトへの誘導というありきたりな優待と変わりませんが、りそなHDの場合は次のような注意書きがついているのです。 

クラブポイントは、パートナー企業のポイントやマイルへの交換等が可能 

クラブポイントは他のポイントと交換可能

これは便利ですね! そう思って、かつ銀行株はメガバンクは十分な株数で保有していたため、地銀株同様、りそな銀行も保有することにしたわけです。 

1000株の場合、付与されるクラブポイントは毎月50ポイントで、年間600ポイントとなります。 

1000ポイントなら毎月50ポイント、年間600ポイント

交換する対象は豊富

りそなグループのアプリからアクセスしてみたら、1100ポイント貯まっていました。 

ポイントを受け取るためには銀行口座を開設する必要があり、新規口座開設時のポイントも合算されているのだろうと想像しますが、ほったらかしていたら1100ポイントも貯まっていたのは嬉しい限りです。 

さっそくポイント交換を申し込む画面にアクセスしました。 

このほかにJALマイル、ANAマイル、楽天Edyなどにも交換可能

お~、こんなに種類が豊富なら無駄にならないな! 

交換率からWAONポイントを選ぶ

そう思って楽天ポイントを選んだところ、次の画面になりました。 

楽天ポイントは等価交換ではない!

おや、100ポイントが75ポイント? ほかのポイント交換はどうなんだろ… 

主なポイント交換対象は、次のような交換率でした。 

  • nanacoポイント 100⇒100 
  • dポイント 100⇒100 
  • Vポイント 100⇒90 
  • 楽天ポイント 100⇒75 
  • Pontaポイント 100⇒100 
  • WAONポイント 100⇒100 
  • スターバックスカード入金 100⇒100(円) 
  • ヨドバシゴールドポイント 100⇒100
  • ビッグポイント 100⇒100
  • JALマイル 100⇒50
  • ANAマイル 100⇒50
  • 楽天Edy 100⇒80

マイルへの交換が一番不利で、次いで楽天ポイント、楽天Edy、Vポイント。それ以外は100ポイントの等価交換でした。 

ということで、妻の場合はWAONポイントに交換しました。 

WAONポイントなら等価交換でした

銀行株は「バフェット物色」銘柄

りそなHDの株価は、わたしが妻名義で1000株購入した今年1月以降かなり値上がりしました(下記画像は10月3日終値) 

949.8円は10月3日終値

8月に814円台まで急落し、いったん回復に向かったものの、最近はふたたび下落気味です。

配当利回り(予想)は2.42%。これに株主優待のポイントが加わるので、総合利回りは悪くありません。 ふだん使いしているポイントが一覧にあるようでしたら、ポイ活の観点から、りそなHDのような銘柄を探すのも一案かもしれません。 

なお、銀行株をめぐっては、最近ブルームバーグに「「バフェット物色」商社の次は金融株か、円債発行で銘柄探し始まる」という記事が出ていました。 

米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイによる新たな円建て社債の発行計画が明らかになり、ウォーレン・バフェット氏の日本株への追加投資に注目が集まっている。市場ではすでに投資している商社株以外で金融株を新たに買うのではないかとの観測が浮上している。
(略)
野村証券の北岡智哉チーフ・エクイティ・ストラテジストらが、高配当利回りで低PBR(株価純資産倍率)、低PER(株価収益率)などバークシャーの保有銘柄の特性に基づいて日本株をスクリーニングしたところ、金融セクターでは三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、SOMPOホールディングスなどが該当した。

ブルームバーグ「「バフェット物色」商社の次は金融株か、円債発行で銘柄探し始まる」より
米投資・保険会社バークシャー・ハサウェイによる新たな円建て社債の発行計画が明らかになり、ウォーレン・バフェット氏の日本株への追加投資に注目が集まっている。市場で…
www.bloomberg.co.jp

ひとつの憶測記事ではありますが、「金利ある世界」に戻る中、銀行株を取り巻く環境はプラスの方向であるのは確かでしょう。 

(いしばしわたる) 

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