”四種のーー”と言いたくなる、経済圏に必要不可欠な4つの要素

”四種のーー”と言いたくなる、経済圏に必要不可欠な4つの要素

わたしは楽天経済圏の住人です。同住人にとって”三種の神器”は楽天カード/楽天銀行/楽天証券なのは自明ですが、最近の楽天ペイの使い勝手の良さは、楽天ペイを加えて”四種のーー”と言いたくなります。どの経済圏でも「クレカ+銀行+証券+〇〇ペイ」が必須の時代が到来したのではないでしょうか(2024.8.13) 

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朝起きたら楽天ペイを起動

わたしは朝起きると、ニュース系アプリ(日経紙面ビュアー、スマートニュース等)とともに必ず開くのが楽天ペイです。起動画面で楽天ポイント通常ポイント期間限定ポイント)がすぐ確認できるからです。 

おっ、通常ポイントが1102ポイントになってるぞ! 

通常ポイントが100ポイント以上だったら、次に必ずアクセスするのが楽天証券です(スマホのホーム画面に楽天証券のURLを貼ってあります) 

IDとパスワードを入れたら投資信託画面を開いて、評価損益がいちばん悪い投資信託がどれかをチェックします。 

うーん、やっぱりナスダック100かあ。最近の下落ぶりから当然だな… 

楽天証券で通常ポイントを利用

そして、ナスダック100を1102ポイントを使ってスポット購入します。 

ナスダック100の「購入」をクリック
ポイントを利用して「確認画面へ」
暗証番号を入れて「注文する」

楽天ペイを開いてから、ナスダック100の投資信託を買付注文するまで、だいたい5分から10分ぐらいでしょうか。そのぐらいルーティーンになっています。 

きょうは13日か…そもそもなんで1102ポイントも一日で貯まったんだ? 

こういう確認は「楽天ポイントクラブ」アプリで行います。 

「楽天ポイントクラブ」アプリで確認

なるほど~、楽天カードの7月分の利用ポイントか… 

ちなみに、楽天ポイントがドーンとつくのは毎月15日です(SPUスーパーポイントアッププログラム分が反映するのが15日) 

楽天カード分ということは、妻のほうも付与されてるな… 

ベッドから出てパソコンで確認すると、案の定、1736ポイント付与されていたので、楽天証券で同じようにナスダック100を買付注文しました。 

妻の分も楽天証券で買付注文
妻のポイントも確認

もう流れ作業のようなものです。 

  • 投資信託は100円から買える
  • 楽天ポイントで購入できる(通常ポイントのみで、期間限定ポイントは不可)

の2点を知っていれば、楽天証券でふつうに買付注文するのがもっとも効率がいいポイント消費法です(楽天銀行は楽天証券とあらかじめマネーブリッジ連携をしておきます。証券口座にお金が入ってなくても、これでスムーズに買付可能となります) 

期間限定ポイントは楽天ペイで

期間限定ポイントは、楽天ペイで消費すればいいだけです。

楽天ペイは「期間限定ポイント→通常ポイント→楽天キャッシュ」の順で使われるので、通常ポイントは100ポイント以上になったらすぐに投資信託の買付注文に充当して、事実上「期間限定ポイント→楽天キャッシュ」の順で楽天ペイは使います。 

楽天ペイは最近、楽天キャッシュから楽天Edyにチャージが簡単にできるようにようになったので、ますます使い勝手がよくなりました。

わたしの場合、楽天Edyはそれまで無印良品ぐらいでしか使う場面がなかったのですが、楽天Edyを使う目線でお店のレジに並んでみると、この1週間の買い物に限ってもカルディシャトレーゼでも使えることがわかりました。 

楽天キャッシュから楽天Edyへのチャージは、ID・パスワードの入力は不要で指紋認証でできるため、買い物かごに商品を入れたら、レジに並んでいる最中に「このぐらいの金額かな?」と見当をつけてチャージするだけです。 

ということで、楽天経済圏の住人にとって「楽天カード+楽天銀行+楽天証券+楽天ペイ」はシームレスな必須サービスとなりつつある…ということがわかっていただけるでしょう。 

他の経済圏はどうか?

であるなら、他の経済圏でも同様であるはずです。

クレカ、銀行、証券、キャッシュレス決済のどれかひとつ欠けても、使い勝手で他の経済圏から劣後してしまう…ということではないでしょうか。 

経済圏の比較
筆者作成

dポイント経済圏は、ようやくマネックス証券との連携が始まりましたが、まだ銀行のピースが足りません。新社長は銀行業への参入に強い意欲を示しているので、いずれすべてそろえるのでしょうが……。 

au経済圏は、ひととおり揃っていますが、どの分野も業界1位・2位の座ではないので、auユーザーの囲い込みにはなっていても、他の経済圏を侵食するような強さは感じられません。 

PayPay経済圏は、なんといってもPayPayの強みがあるので有望です。PayPay証券も伸長著しいです。でも、クレカ、銀行、証券は(au経済圏と同様に)業界1位・2位の座を脅かす存在とは言えません。 

Vポイント経済圏は、なんといってもネット証券トップのSBI証券とガッチリ組んだところが「先見の明あり」です。銀行は三井住友銀行、クレカは三井住友カードですから文句なしです。

でも、タッチ決済はどうするのでしょう。VポイントPayは一応ありますが、他の〇〇ペイと比べれば、明らかに見劣りがします。それとも、VISAタッチ決済をスタンダードな使い方として”推し”ていくのでしょうか。 

経済圏同士の競争に期待

以前の記事で書いたとおり、楽天経済圏は他の通信キャリアのユーザーにもかなり侵食しているので、絶対王者の地位は依然として揺るぎないように思います。 

ただ、楽天は独走状態になると、すぐ”改悪”する悪い癖があります。改悪を防ぐのは、ひとえに他の経済圏の頑張りにかかっています。 

それぞれの経済圏が、各機能のシームレスな連携といった使い勝手の向上に努めてほしい…と願っています。 

(いしばしわたる) 

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