株主優待のムックは楽天マガジンで読むに限る

株主優待のムックは楽天マガジンで読むに限る

楽天マガジンで株主優待のムックが配信されたので、さっそくチェックしました。株主優待は新設もあれば廃止もあり、優待内容が変わる銘柄もあります。常に最新版を読まないといけませんが、毎年買うのはなんとも馬鹿らしいもの。そんなニーズを楽天マガジンなら満たしてくれます(2024.8.2) 

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ベストセレクション24-25年版

8月1日に配信されたのは「安くて良い株主優待ベストセレクション」(晋遊舎刊)の2024-25年版です。

いよいよ始まった「新NISA」は株主優待をもっともっとお得にしてくれる制度。毎年240万円までの運用益が非課税になるから、優待品も儲けも狙いやすいんです。 

でも、いくら新NISAがおいしい制度だからといって、1400種類以上もある優待銘柄から、本当にお得なモノを選び出すのは至難の業です……。 

そこでこの本では、お金のプロや投資家、優待ブロガーたちの注目銘柄を優待品のジャンルごとにランキング化しました! 

ランキングに参加したのは11人で、「優待ブロガー&個人投資家」では「ぐでりんさん」「ペンギンさん」「ようこりんさん」ら7人の方が名を連ねています。 

最初の気づき(ヒント)を教えます

ぐでりんさんは過去の記事でも登場しました 
損切りできない「ガチホ」の理屈とは 

「グルメ編」なら 

  • 食品&飲料部門 
  • 外食部門 
  • カタログギフト部門 

「レジャー編」なら 

  • 乗り物&交通部門 
  • ホテル&宿泊施設部門 
  • レジャー部門 

「暮らし編」なら 

  • エンタメ&ホビー部門 
  • デパート&スーパー部門 
  • 日用品&雑貨部門 
  • ファッション&コスメ部門 
  • 金券&クオ・カード部門 

というふうに、株主優待の中身に合わせて分類されているのでとても便利です。 

私の保有する銘柄と比較すると、予想通り、カタログギフト部門が多かったですが、この種のムックを読むのは”自分が保有していない、でも魅力的な優待株”探しが一番の目的です。 

1ページ目からじっくり読んで気になるページをスクショしたのち、ヤフーファイナンスにポートフォリオ登録して値動きをチェックする態勢を整えました(きのうきょう連続して大幅下落したので、さっそく買い付けた優待銘柄も) 

7~8割は前号と同じ銘柄

この種のムックを読んで改めて思うのは、毎年同じ顔触れの優待銘柄が多く並んでいることです。感覚的には7~8割は”常連”銘柄が並んでいる印象です。 

ですので、雑誌で毎年買うのはなんとも馬鹿らしいムックのひとつです。 

ところが、株主優待を新設した銘柄(例えば、セブン&アイホールディングスソフトバンク)もあれば、優待を廃止した銘柄(例えば、JTオリックス)もあるため、やはりチェックは怠れません。 

最初の気づき(ヒント)を教えます

ソフトバンクの優待新設はこちらの記事をごらんください 
ソフトバンクが株主優待新設 経済圏争いさらに活発に 

KDDIの内容を前号と比較

優待の内容が大きく変わる銘柄もたまにあります。わかりやすい例としてKDDI(証券コード=9433)を見てみましょう。最初に同じムックの「2022~23年版」です。 

2022~23年版のKDDI

優待はここにあるようにカタログギフトでした。我が家はわたしと妻名義で100株ずつ保有しているので、3000円相当×2で合計6000円分を毎年楽しみにしていました。 

楽しみだった商品カタログは今年が最後

でも、最新の「2024-25年版」は、 カタログギフトに代わって「Pontaポイントなど自社関連サービス特典からひとつ選択」となり、金額換算でも2000円相当に変わっています。 

2024-25年版のKDDI

なので、株主優待系のムックだけは最新のものでチェックする必要があるわけです。 

ビジネス系はムックが上位独占

毎年買うのは馬鹿らしいし、でも最新情報はチェックしたいし……。そんなニーズに合致するのが楽天マガジンのような雑誌のサブスクです。 

ビジネス系のランキングをみると、上位3つはすべてムックです。わたしみたいな利用者が多いのでしょうね。 

楽天マガジン「ビジネス・経済・国際」ランキングの画面(8月2日現在)

ムックついでに書くと、3位に位置する「AERA Money」春夏号はとてもおもしろかったです。 

特に株主優待で有名な桐谷広人さんのロングインタビューが載っていて、デイトレや信用買いの手痛い経験も赤裸々に語っています。リーマンショックのくだりは、 

桐谷さんが「思い出したくもない」と話す、世紀の大暴落だった。 

「棋士は引退しているので月給ゼロです。自宅の家賃13万円を払うお金はないし、食べ物もないし。夜も眠れず、体調も悪くて、ひもじくて、本当に死ぬかと思いました」 

何が幸いするかわからない。日々の食事にさえ困る桐谷さんを救ったのが優待品だった。お茶にレトルト食品、調味料、菓子……。現物で買っていた株式から次々に優待品が届きはじめたのです。 

優待銘柄は特定口座で

なお、桐谷さんは新NISAと優待銘柄について、「AERA Money」でこう話しています。 

NISA口座では優待株より配当株を優先するという。 

「株主優待は今のところ非課税ですから、NISAで買うまでもありません。旧NISAでも、高配当株が中心でした」 

やっぱりそうですよね~。わたしもまったく同じ考えです。 

ですので、冒頭紹介した株主優待のムックは、 

いよいよ始まった「新NISA」は株主優待をもっともっとお得にしてくれる制度。 

という書き出しがややミスリード。優待品は特定口座で買っても事実上非課税ですから、新NISAで買うなら高配当銘柄の方が有利です。念のため。 

値上げはとっても残念だが…

楽天マガジンは9月に値上げされます。 

その点はとっても残念ですが、わたしにとっては他のサービスに代替できない、きわめて有用なサブスクです。改めて楽天マガジンの便利さを痛感したしだいです。 

(いしばしわたる) 

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