暑い日が続きます。こういう時は冷やしそうめんあたりが喉を通りやすくて、アツアツのご飯はどうも敬遠しがち。でも炊飯器で保温したままだとご飯がひかひかになっちゃうし…。そんな悩みの一挙解決に、我が家は「ごはん保存容器」(ジップロック)が大活躍です(2024.7.29)
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おうちでトランポリン3合炊きは譲れません!
きっかけは子供たちも独立して夫婦ふたり分のご飯の炊き方で悩んだことでした。
我が家は、白米に発芽玄米・押し麦・雑穀米を混ぜて炊飯器で炊くのですが、割合は白米2:その他(発芽玄米・押し麦・雑穀米)1がちょうどイイ感じです。白米とその他を1:1の比率にすると、妻が「モチモチ感がなくなるからイヤ」と言うため、いろいろ試した結果、2:1の割合がここ10年ほど続いています。
ところが、2:1の比率だと、必然的に3合炊きになりますが、夫婦ふたり分だと、3合のご飯がなかなか消費されないのです。特に夏場は冷やしそうめん、冷やしうどん、冷たいそばの登場回数も多くなります。炊飯器の保温機能で丸2日(48時間)経っても食べきらない!なんてて時がざらにある状態でした。
そこで妻とこんな会話となったのです。
私「ねえ、2合炊きにしない?」
妻「いいよ~」
私「じゃあ、白米と玄米ほかの割合は1:1でいい?」
妻「それは絶対にイヤ!」
私「でもさ、3合炊きだと、ご飯がなかなか減らないんだよ」
妻「3合炊きは譲れません! だったら冷凍すればいいじゃん。冷凍ご飯のほうが美味しいって聞くよ?」
私「え、そうなの?」
もちろん、それまでにも冷凍ごはんは利用していました。保温機能でひかひかになったご飯は「ごはん保存容器」(ジップロック)に移して冷凍庫で保存。雑炊の時に消費する、という使い方だったのですが、妻の言うのは、炊き立てを一食食べたら、残りのご飯をすぐにジップロックに移してしまい、食べるたびに電子レンジで温めて食べる、という方法でした。
おいしいのかなあ?と半信半疑だったのですが、これはおいしい! 炊き立てと何も変わらない印象です。
加熱時の水滴でみずみずしい
ジップロックの販売元「旭化成ホームプロダクツ」のホームページにこう書いてあります。
容器の側面の溝を電子レンジ加熱時に発生するスチームが通るのでムラなく加熱できます。
容器のエンボス加工状の底にレンジ加熱時に出る水滴がたまり、ごはんがべたつきません。
旭化成ホームプロダクツ「ごはん保存容器」
この加熱時の水滴も相まって、みずみずしい感じがちょうどイイ感じなのです。
それまでの保温丸2日のひかひかご飯と比べたら、なんて美味しいんだ!というのが我が家の率直な感想です。
ジップロックもいろいろな種類があって、我が家が最近愛用しているのが小盛用の容器。60歳代になると、このぐらいでちょうどいいです。
丸2日保温は炊飯5回分の電気代
冷凍ご飯に”開眼”したことで、2つの恩恵に浴しています。
1つ目が電気代の節約です。保温機能を長時間使うのは相当な電気代になります。
炊飯器の各タイプの炊飯と保温にかかる電気代は以下のとおりです。
・マイコン式:炊飯約4.34円、保温約0.6円
・IH式:炊飯約5.14円、保温約0.6円
・圧力式:炊飯約5.3円、保温約0.53円保温にかかる電気代はわずかですが、これはあくまでも炊飯後1時間だけ保温した場合です。機種によってもかかる電気代は異なるため目安ではありますが、いずれにせよ保温機能を長時間使い続ければ電気代はどんどん増えていきます。
基本的にどのタイプであっても、保温機能を10時間以上使い続ければ、ほぼ炊飯1回分以上の電気代がかかることになります。余計な電気代を発生させないためには、必要以上に保温機能を使用しないようにすることが大切です。
タイガー「炊飯器の保温機能の電気代はいくら?電子レンジ解凍とどっちがお得?」
なんと、丸2日も保温すると、それだけで炊飯5回分近くの電気代を消費することになります。
もちろん、冷凍ご飯を電子レンジで温めることにも電気代はかかりますが、上記タイガーの記事によると「お茶碗約1杯分のごはんを600wで2分温めると、約0.5円の電気代がかかります」ということですから、炊飯器の保温機能を使いっぱなしにするよりは家計に断然やさしいです。
あんこ作りに炊飯器活用
2つ目が、炊飯器を別の用途で使えるようになったことです。
以前の記事で書きましたが、我が家は自家製あんこがお気に入りです。でも、鍋の前に1時間ぐらい立って、あく抜きと水差しをしないといけないため、まあまあ面倒な作業です。
ところが、炊飯器を使えば、簡単に自家製あんこができるのです。
クックパッドなどのレシピサイトで「あんこ×炊飯器」で検索すればたくさん出てきますが、炊飯器で二度炊きすればいいだけです。なんて簡単な!
ということで、炊き立てのご飯をすぐにジップロックを使って冷凍ご飯にすることによって、電気代の節約とあんこ作りの簡略化という”おまけ”までついて、まさに一石三鳥というわけです。
まだ炊飯器にご飯がいっぱい残ってるから、冷やしそうめんは我慢して…なんて考えることもなくなりました。みなさんも試してみてはいかがでしょうか。
(さかきかずひこ)
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