東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランド(証券コード:4661)がクルーズ事業に参入すると発表しました。確かに親和性の高い事業なので、企業価値も向上しそうです(2024.7.10)
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第3の事業の柱に
クルーズ事業参入のプレスリリースにはこう書いてあります。
当社は、日本におけるクルーズ市場に成長が見込めることに加え、これまでのテーマパーク事業やホテル事業で培ってきた当社の運営ノウハウやディズニー社との強固な信頼関係という強みが活かせることから、 日本を拠点とするディズニークルーズの展開を決断し、ディズニー社とのライセンス契約の締結に至りました。
(略)
ディズニークルーズでは、船の上という非日常の空間で、ディズニーが展開する様々なコンテンツの世界を体感いただけます。乗船したゲストは、ディズニークルーズならではの、バラエティに富んだお食事や ホスピタリティにあふれたサービスはもちろん、素晴らしいエンターテイメントなど、夢のような船の旅を満喫していただけます。
料金は、一部の体験や飲食代を除き、客室、キャラクターとの没入感あふれる体験、ラグジュアリーな ダイニングからカジュアルダイニングまでの幅広いラインナップの食事やプール、レクリエーションなどを含んだオールインクルーシブとなっているのも特徴の一つです。
テーマパーク事業、ホテル事業に続く第3の事業という位置づけです。
わたしはコロナ禍前、妻と娘と一緒にダイヤモンド・クルーズに乗船したことが一度だけあります。寄港地に寄るまではずっと船内ですが、プールやジャグジーもありますし、イベントもいろいろあって飽きさせない造りになっていて感心しました。
その時の経験からも、「クルーズ事業は確かにディズニーとは相性がよさそうだな」と思います。何より成長の歩みをやめない姿勢は好感が持てます。
優待は1デーパスポート
以前の記事でも書きましたが、オリエンタルランド株の魅力は株主優待です。東京ディズニーランドもしくは東京ディズニーシーで利用できる「1デーパスポート」が株数に応じてもらえます。
もっとも、いちばん少ない年1枚もらえる500株でも200万円近い資金が必要になるので、躊躇う人も多いでしょう。
でも、オリエンタルランドは長期保有優遇制度を採用していて、3年以上継続保有で1デーパスポートが1枚追加されます。つまり、夫婦で500株ずつ保有する我が家の場合、2026年からは1デーパスポートが年2枚もらえるようになります。 100株保有でも、3年継続保有すれば1デーパスポートが年1枚もらえるので、「いきなり500株は無理!」という人は、まず100株保有するという選択肢もあるでしょう。

大事な永久保有銘柄
企業の成長、優待の魅力……。両者を兼ね備えたオリエンタルランド株は、我が家の大事な永久保有銘柄のひとつと位置付けています。

クルーズ事業のスタートは28年。もしかしたらクルーズ利用の割引といった優待も期待できるかも……
何と言っても「夢の国」ですからね。いまから夢を膨らませたいと思います。
(いしばしわたる)
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