我が家は手作りのあんこを愛用しています。理由は甘さをコントロールできるから。市販のものは甘過ぎて……。腸活にも役立つあんこ、ぜひ手作りしてみては?(2024.6.18)
市販のあんこは甘過ぎる
あんこが苦手な人はいます。私の娘(次女)がそうで、おはぎ、大福のたぐいも手を伸ばしません。甘過ぎる!というのです。
わたしも市販のあんこは甘過ぎると感じる口なので、思い立った時は近くのスーパーであずきを買って、あんこを手作りします。
思い立った時は…とわざわざ断り書きしたのは、あずきを強火で煮るだけなのに、ほぼずっと鍋の前にいないといけなくて、1時間ぐらいは覚悟しないといけません。
その間、灰汁をスプーンでとり、鍋に水をさして、また灰汁をとって、また水をさして……と、えんえんと繰り返さないといけません。たまにあずきを食べて「まだまだ固いな」と確認したり……。
ですから、きょうは暇だから1時間ぐらい鍋の前につきあってやるか!という気分になった時にやるのです。
甘さをつけるのは最後の段階です。わたしは砂糖を使わず、はちみつで代用します。甘さは控えめで、ほんのり甘い程度がわたしの好みです。
そして最後にへらであずきをつぶします。こしたりせずに、つぶあんのまま食します。
米麹甘酒+豆乳とブレンド
冬場ならいちごの脇に添えて出したり、夏ならバニラアイスに添えて出したりしますが、最近のお気に入りは、娘(長女)が毎週とどけてくれる手作りの甘酒(米麹をつかったもの。ノンアルコール)と豆乳にブレンドして、妻と毎朝食べています。
あんこで腸スッキリ
あずきの効用については、数年前にNHKの「ガッテン!」で取り上げたことがあります。調べてみると、2020年9月2日の放送回で、タイトルは「食べて作って幸せ!あんこで腸スッキリ&美ボディー革命」
新型コロナの影響で運動量が減り、便秘に悩む人に提案したい食材が小豆。大豆に比べると健康によいイメージが薄いが、実は糖質たっぷりの小豆に意外にも便秘の改善や筋肉量をアップさせる効果が期待できるという。その秘密は、小豆の固い皮の中にパンパンに詰まった「粉」。腸内細菌も元気にするその粉の正体を公開する。
若槻千夏、大島麻衣も驚き!?腸スッキリ&美ボディになる“あんこ”の秘密とは?『ガッテン!』
番組の冒頭に登場するのは、女性ボディビルダーの安井友梨さん。「わたしのからだはあんこでできている」と豪語するほど、あんこをたくさん食べている方でした。安井さんのブログで放送当日の文章をみると、
便秘解消 どっさり出てしまいます💛
【小豆あんこ】と私の人生について
の文字がーー。そこから番組は、あんこの効能に移っていくわけですが、先の番組紹介の文章に出てくる「腸内細菌も元気にする粉の正体」とは、
レジスタントスターチ(難消化性でんぷん)
のことです。体内で消化されない(レジスタント)でんぷん(スターチ)という名前のとおり、消化されないため食物繊維と同様の機能を持ち、しかも消化されないで腸まで届くので「腸活」にもつながるそうです。
レジスタントスターチで特に注目すべきは、ただの食物繊維ではなく発酵性食物繊維だということ。
発酵性食物繊維は、善玉菌のエサとなって発酵し、増殖をサポートするとともに、善玉菌に有用物質(短鎖脂肪酸)を作らせることで、腸内を悪玉菌が増えにくい弱酸性に保ってくれる、腸内環境改善(腸活)に役立つ食物繊維です。
発酵性食物繊維は、種類によって腸内で発酵する場所が異なりますが、レジスタントスターチは腸の奥まで届くので、腸の奥にいる善玉菌であるビフィズス菌や酪酸菌等のエサになります。
でんぷん?食物繊維?大注目の「レジスタントスターチ」とは
そう思うと、我が家の「あんこ+米麹甘酒+豆乳」は、最強の腸活フードかもしれません。
手間はかかりますが、甘さが苦手という方は、手作りあんこを試してみてはいかがですか。
(さかきかずひこ)
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