みなさんはポイ活してますか? 競争激化の現状を知っておこう

みなさんはポイ活してますか? 競争激化の現状を知っておこう

「“ポイ活”してますか?」ポイント競争激化ーー。そんな見出しの記事が流れてきました。きっかけは、Amazon×ドコモの新サービスですが、併せてTポイントとVポイントの統合JR東日本の金融サービス参入に触れています。確かにポイント競争は激化の様相です(2024.4.15) 

〈PR〉

資格不要で稼ぐなら「クラウドワークス」

Amazon×ドコモの新サービス

その記事は、「日テレNEWS NNN」が11日に配信した「「“ポイ活”してますか?」ポイント競争激化…Amazon×ドコモで新サービス 両者の狙いは… 一方、JR東日本は金融サービス開始へ」です。 

ネット通販大手のアマゾンとNTTドコモが10日、アマゾンでの買い物でNTTドコモの共通ポイント「dポイント」がたまる新たなサービスをスタートさせたことをきっかけにした放送で、記事でも両者のタッグに紙幅を割いています。 

NTTドコモ 井伊基之社長
「dポイントが、アマゾンでたまる・使えるようになります」

アマゾンジャパン ジャスパー・チャン社長
「アマゾンにおけるポイント獲得利用体験は、次のステージへと進化します」

ドコモの「dアカウント」とアマゾンのアカウントを連携させた上で、1回あたり税込5000円以上の買い物をすると、アマゾンポイントに加えて合計額の1パーセント分のdポイントをためることができるようになります。

おもしろいのが、ポイ活に関する発信で有名な菊地崇仁さんに、アマゾンもNTTドコモも経済圏競争で弱点を抱えていることを率直に語らせている点です。 

ポイント活用に詳しい「ポイ探」代表取締役 菊地崇仁さん
「ポイント経済圏争いかなと。正直言ってアマゾンポイントってうまくいってないと思うのですが、dポイントをためようとしているユーザーが入ることで、アマゾンポイントがより活性化できる」

「EC(ネットショッピングなど)はドコモは弱い。そこのECを強化していくことで、この経済圏を強化できるというところが一番の大きい狙いだと…」

Amazonと楽天の違い

わたしはdアカウントは持っているものの、dポイントでポイ活はしていないため、dポイント経済圏の状況は知りません。でも、アマゾンのほうは、菊地さんの指摘は「確かにそうだよね」と思います。 

例えば、楽天の場合、お買い物マラソンなどでまとめ買いすれば大量のポイントが付与されますが、ポイントの使い先は楽天市場以外にします。それは、ポイントで買い物すると付与されるポイントが減ってしまうからで、楽天ポイントの使い道は、わたしの場合は「通常ポイントは楽天証券で投資信託をスポット購入、期間限定ポイントは楽天ペイで街中の買い物や飲食に使う」というルールを徹底しています。 

楽天経済圏についてはこちらの記事もご参照ください
SPU改悪後の楽天経済圏はいかに!?
ポイント投資はノーリスク・ハイリターン

ところが、アマゾンポイントの場合、それを貯めて投資信託を買うこともできませんし、そもそもポイント付与も微々たるもの。なので、毎回、次の買い物の時に必ず使って無駄がないようにしています。 

これではポイント目当てで買い物をする……というインセンティブは働きませんし、消費者の囲い込みにも貢献しません。菊地崇仁さんが言うとおり、「正直言ってアマゾンポイントってうまくいってないと思う」点はここです。 

とはいえ、わたしはアマゾンでも本はよく買うので、dアカウントの連携は済ませました。5000円もまとめ買いはしないだろうなあ…とは思いましたが、連携させておくだけならタダなので。

JR東日本の金融サービスは注目

むしろ、わたしがひそかに興味を持っているのは、この記事の後半に出てくるJR東日本の金融サービス参入です。 

JR東日本は5月9日から金融サービスを開始します。銀行サービスを利用するとJREポイントがたまります。

――今後もポイント競争激化?

ポイント活用に詳しい「ポイ探」代表取締役 菊地崇仁さん
「鉄道会社がいま共通ポイント化しはじめているので、今年来年くらいにはぐぐっと伸びていくんじゃないかなと思います。なかなか攻めた動きだと思うので。そこでもまたポイントの注目度が上がってくると思う」

「“ポイ活”してますか?」ポイント競争激化…Amazon×ドコモで新サービス 両者の狙いは… 一方、JR東日本は金融サービス開始へ

わたしはモバイルSuicaJREカードを紐づけてあり、SuicaがチャージするたびにJREポイントが貯まります。加えて、アトレルミネといったJR系の駅ビルで買い物した際は、JREポイントは3.5%と高還元率のため、JREポイントは結構な勢いで貯まります。 

6大ポイント経済圏の比較

日テレの記事では、有力なポイント経済圏として6つを画面に映していました。 

う~ん、dポイントとPayPay以外はぜんぶ貯めてるなあ。これにJREポイントも貯めてるから、やっぱり自分ってヘビーなポイ活ユーザーかも…… 

ポイント競争が激化すれば、ほかのポイント経済圏も安穏とはしていられなくなるので、結果的に、ほかの経済圏も含めてサービスの向上が期待できます。もっと競争がんばれ!と言いたいですね。 

ユーチューブに放送回がアップされてましたので、興味がある方は下記の動画をごらんください。 

日テレNEWS – 【ポイント競争激化】Amazon×ドコモで新サービス 両者の狙いは JR東日本は金融サービス開始へ

(いしばしわたる) 

〈PR〉

登録は簡単、3ステップのみ!無料会員登録はこちら