日本のトップ企業150社を集めた新指数「JPXプライム150指数」に連動する新たな東証ETF(上場投資信託)が新規上場されました。1月に上場された「iFree ETF JPXプライム150」の状況を含めてご報告します(2024.3.19)
名だたる150社で構成
東京証券取引所に新たに上場されたのは「NEXT FUNDS JPXプライム150 ETF」(証券コード:159A)です。
野村アセットマネジメントの運用で、「JPXプライム150指数」に連動するETFは、1月に上場した大和アセットマネジメントの「iFree ETF JPXプライム150」(証券コード:2017)以来、2商品目となります。
以前の記事で書いたとおり、指数を構成する日本企業150社の選定基準は、財務基準で75社、株価純資産倍率(PBR)1倍で選定した時価総額上位75社となっており、名だたる企業の名前が並んでいます。
「NEXT FUNDS JPXプライム150 ETF」のホームページをみても、
S&P500等欧米の主要指数と比較してもそん色なく、グローバル水準で稼ぐ力のある日本企業で構成されています。
とあり、カズレーザーさんにもわざわざ、
欧米の主要指数にも負けてない、
まさにグローバル水準の日本株指数!
と語らせています。
過去2か月の成績は…
わたしも「S&P500に匹敵」という言葉に惹かれて、1月下旬に「iFree ETF JPXプライム150」が上場されてすぐ400口(妻名義も合わせれば合計800口)購入しました。
これまでの約2か月の株価をチャート図でみると、下記のとおりとなります。

株価が3万8000円台に一時下がった先週こそ下落したものの、上場以来、基本的に右肩上がりになっているのが見て取れます。
信託報酬料が下がった
なお、「iFree ETF JPXプライム150」は、今回調べてわかったのですが、信託報酬料が下がっていました。
1月の上場時は0.176%でしたが、現在は「NEXT FUNDS JPXプライム150 ETF」と同じ0.165%。競う商品があってこそ、ですね。
19日の株価はふたたび4万円台を回復。日銀政策決定会合でマイナス金利解除が発表されてもなお株高が維持されているので、大きなトレンドとしては、株高の傾向は持続されそうです。
名だたる日本企業で構成する「JPXプライム150指数」に連動する2つの東証ETFは、新NISAで流入した投資初心者を惹きつける金融商品だろうと期待しています。
(いしばしわたる)
〈PR〉

