新NISAで積立投資信託を行う場合、1月からスタートするには、基本的に12月中に手続きする必要があることを知らない人が多いようです。「ダイヤモンド・ザイ」の最新号も「のんびりしてると2月からスタートに!?」と警鐘を鳴らしています(2023.11.23)
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「ダイヤモンド・ザイ」の24年1月号の記事「新NISAの投信の積立を「24年1月から開始したい人」の落とし穴」はこう書いています。
「来年1月の新NISAスタート時点から思いどおりの金額、商品構成で始めたい!」という場合、基本的に積立の設定を年内に済ませておく必要がある。このとき見落としてはいけないのが、積立資金の引落し方法によって設定手続きの期限が違う点。ものによっては11月中に設定を終えないと1月の注文に間に合わない場合もあるのだ。
「え、11月中? それならあと1週間しかないじゃないか!」ーー そんなふうに驚く方もいるのではないでしょうか。
「ダイヤモンド・ザイ」は5大ネット証券の比較表を載せています。 それによると、いちばん早い期限はSBI証券の銀行引き落としのケースで、期限は「11月30日6時まで(14日引き落とし)」となっています。
でも、この比較表でいちばん驚いたのは、新NISAの投信積立の設定受付開始日から、設定期限までの期間が非常に短い証券会社があったことです。
以下はクレカ積立のケースです(松井証券は時期未定ということで比較は4証券のみ)
auカブコム証券は11日間
auカブコム証券は、スタートも11月27日からと、楽天証券やSBI証券よりかなり遅いのですが、クレカ積立の設定期限は12月7日までで、わずか11日間しかありません。
銀行口座や証券会社の引き落としでは余裕があるからいいや……というものでもないでしょう。なぜなら、クレカ積立は各社がポイント付与でしのぎを削っている分野ですから、サービスの主戦場で見劣りするのは好ましくありません。
クレカ積立についてはこちらをごらんください
いずれにしても、auカブコム証券の利用者で、クレカ積立でつみたてNISAを行っていた人にとっては、とてもタイトな日程です。期限を意識して手続きを忘れないようにする必要があります。
わたしは設定したけれど…
わたしはすでに楽天証券で設定を終えました。楽天の2ファンドで設定し、1月から月額10万円ずつ積み立てていくつもりです。
知人からも「楽天のS&P500で月額10万円で設定した」などと報告がありました。
でも、灯台下暗しでした。娘はふたりとも「あ、まだやってないや」という返事。うーん……。
(いしばしわたる)
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