きょうも夜に聞くと心地よい韓流ドラマ曲です。日本にも熱いファンが多い世界的アーティスト、BTSのメンバーが歌う曲の中でも、特に夜に聞きたい3曲を紹介します(2023.11.6)
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韓国ドラマ好きの方には言うまでもないことですが、OST(Original Sound Track)とは日本で言うサントラのことです。
日本のサントラと違うところは、全ての韓国ドラマにはOSTがある!ということです。OSTには、様々な国やジャンルの曲が使われていて、この曲を聴くと、あのドラマのあのシーンが蘇るというほど、韓国ドラマとOSTは切り話せないものなのです。
特に、ドラマのOSTは、泣かせるために作っているのか?と思わせるほど、切ない曲が多く、夜、明かりを落として、ベッドの中で聞くと、幸せな気分になれる時もあれば、むせび泣きたくなる時もあります。きっと、自分のその時の気持ちが反映するんだなと思います。
Sweet Night / V
1曲目は、「梨泰院クラス」から、BTSのV(テテ)が歌う「Sweet Night」です。
「梨泰院クラス」のあらすじはこちらをごらんください
2016年のドラマ「花郎(ファラン)」で共演して以来、主役のパク・ソジュン、この後ご紹介する「その年、私たちは」のチェ・ウシク、BTSのV(そして、ク・ヒョンシク、Peakboyの5人)は、「ウガウガファミリー」という呼び名で結ばれた大親友として知られています。
梨泰院クラスの原作マンガを読んで主人公のセロイに感銘を受けたVは、親友のパク・ソジュンがセロイ役に抜擢されたと聞いて、自らがOSTへの参加を申し出たそうです。
Vが作詞作曲、プロデュースまで手掛けた「Sweet Night」は、タイトルの通り、スイートな曲に仕上がっていて、13話と最終話のエンドロールに使われています。
「Sweet Night」の歌詞は全編英語です。
最初のフレーズ、テテが吐息のように歌う「On my pillow」から、もうすっかり曲の世界に引き込まれます。
単純なようで、実はとても奥深い意味を感じさせる歌詞で、過去や現在、未来に思いを馳せる主人公の気持ちが伝わってきます。
私もベッドで枕に頭をのせてこの曲を聞く時は、幸せな気持ちで眠りにつきながらも、明日もがんばろうという気持ちにさせてくれる曲です。
Christmas Tree / V
2曲目は、「その年、私たちは」の挿入曲「Christmas Tree」です。
ドキュメンタリーは平凡な人でも主人公になれる。
勉強ができる全校1位のクク・ヨンスも、毎日寝てばかりいる全校ビリのチェ・ウンも、望むなら青春ドキュメンタリーの主人公になれる。
問題は、この二人は望んでいなかったということだけ。
ここに19歳の夏を強制記録された男女がいる。
抜き差しならないくらい映像として残り、全国民の前で思春期を送らなければならなかった2人は何から何まですべてが相克だ。環境も、価値観も、目標も違うこの二人に共通点はたった一つ。その年、初恋にはまり込んだということ。
そしてこの物語は10年が経った今、また始まる。
平凡な人々の日常も記録されれば物語になる。
その年の二人は、私たちは、僕たちは、どんな物語を作り上げているのだろうか。
学生時代の元恋人同士が破局から5年後、再会したことを機に、複雑な思いに揺れ動く関係を描く。主演を務めるのは、「The Witch/魔女」、「パラサイト 半地下の家族」のチェ・ウシクと、「梨泰院クラス」、「The Witch/魔女」で大ブレイクしたキム・ダミ。
「Christmas Tree」もとても甘い歌詞です。
Moon in the summer night 夏の夜の月
Whispering of the stars 星たちがささやく
They’re singing like Christmas tree for us まるでクリスマスツリーが僕たちのために歌ってくれているようだ
まさに高校生の恋の気持ちを感じさせるとても甘い歌詞です。
Yours / JIN
最後の曲は、ドラマ「智異山(チリサン)」でBTSの最年長メンバーであり、現在入隊中のジンが歌うドラマのメインテーマ「Yours」です。
韓国の神聖なる3大名山の1つ、智異山(チリサン)。国立公園としては国内最古・最大のこの広大な地を訪れる者たちを危険から守り、保護するために生涯を捧げる専門のレンジャーチームがある。公園内のあらゆることに関する知識で多数の遭難者の命を救ってきた最高のレンジャー、ソ・イガン(チョン・ジヒョン)と、過去に秘密を隠し持った新人レンジャーカン・ヒョンジョ(チュ・ジフン)が、山で起こる事件、その謎を解明するミステリードラマ。
悲しさを感じさせる歌ですが、歌詞を聞くと、更に悲しさが募ります。
BTSはラップラインの3人とボーカルラインの4人の計7人から成るグループですが、ボーカルラインの4人は、息を吐きだす余韻までが美しく、このYoursも、まさにそんな美しさに包まれた曲です。
このドラマは私が持っているサブスクでは見れず、ドラマは見ていないのですが、とても悲しい歌詞なので、悲劇に終わるのかなぁと感じさせます。
曲のさび部分の「ラタタタ」の繰り返しは、もの悲しい気持ちを掻き立てながらも、つい気付くと自分も一緒に「ラタタタ」と歌ってしまっています。いつか見たいドラマの一本です。
(みたむらゆか)
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