「お薬手帳」は使っていますか? 知らなかった「毎回40円損」

「お薬手帳」は使っていますか? 知らなかった「毎回40円損」

みなさんは「お薬手帳」を使っていますか。病院にかかって薬を処方された時、調剤薬局の薬剤師さんに「お薬手帳はお持ちですか?」と聞かれるアレです。けさ読んだネット記事でお薬手帳を使わないと毎回40円損すると書いてありました。わたしは慌ててアプリ・データの入れ替えを行いました。自分と似たような「うっかりさん」がいるかも…と思って記事にします(2023.10.31)  

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2016年の法改正から割引

けさ読んだ記事は「「おくすり手帳」を出さない人は、毎回40円損してる!?「薬剤服用歴管理指導料」について解説」です。 

記事のポイント部分をそのまま紹介すると、 

2016年の診療報酬制度改正により、調剤した薬を受け取る際、料金に含まれる「薬剤服用歴管理指導料」が、おくすり手帳を出すと割引されるしくみになっています。 

(略) 

おくすり手帳を提出することで割引されるのは、薬学管理料のうち、薬剤服用歴管理指導料。薬局の窓口で、薬の詳しいデータの書いてある紙が渡されますね。症状や服用したことがあるかも確認され、いつ何錠飲むかなど教えてもらいます。この一連の作業の料金が、薬剤服用歴管理指導料です。 

窓口で薬をもらう場合、点数は次の2通りです。 

1:3ヶ月以内に再度処方箋を持参した場合…45点 

2:1以外か、1で手帳の持参がない場合…59点 

つまり、前に薬をもらって3ヶ月以内なら、おくすり手帳を出せば45点になります。出さない場合は59点で、点数の差は14点。1点10円なので、その差は140円になります。 

健康保険の加入者や扶養家族の場合、自己負担は1割から3割のいずれかです。 

3割負担の場合、140円×3割で約40円の差になります。おくすり手帳を持っていても、窓口に出して確認と記入してもらわなければ割引は適用されません。 

参考URL:https://financial-field.com/household/entry-244046

なるほど~。こういう仕組みだとは露とも知りませんでした。 

アプリがサポート終了

わたしは、以前からお薬手帳のアプリを使っています。ところが、使っていたアプリーー「ココカラファインお薬手帳」がサービスを終了してしまったのです。 

ココカラファインお薬手帳アプリは、2023年9月末を持ちまして、サービスを終了させていただきます。 2023年10月1日以降のココカラファインお薬手帳アプリにつきましては、サポートの対象外とさせていただきますことをご了承ください。 

参考URL:https://www.cocokarafine.co.jp/info/CSfViewNews.jsp?no=431&sort=1

うーん、困ったなあ……と思いつつ、ちょうど今は処方されている薬もないものですから、次の対応は未検討の状態でした(花粉症なので来春にはやるつもりでした) 

ところが、この記事を読んで「いつ必要になるかもわからないし、思い立ったが吉日だ。やってしまおう」ということで、記事でも紹介している「EPARKお薬手帳」をインストールし、会員登録しました。 

過去データも移行できる

すると、なんと他のアプリデータをインポートできる機能があったのです! 

以前のアプリでエクスポートするのが前提ですが、幸いまだココカラファインのアプリが使えたのでデータを無事に移行することができました。めでたしめでたしです。

ところで、今朝、妻に「知ってる? お薬手帳を見せないと料金が高くなるんだって」と言ったら、「そんなの知ってるよ」という返答。「え、でも使ってたっけ?」と聞くと、こんな答えが返ってきました。 

「『アプリで使ってます』って毎回言ってるよ。スマホでアプリまで見せろなんて薬剤師さんも言わないでしょ」 

うーん、ツワモノだ! よい子は決してマネしないように。きちんとスマホアプリを本当に使うか、紙の手帳を携行して提示するようにしましょう。 

(さかきかずひこ) 

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