きょうは変わった株主優待を紹介しましょう。暗号資産で受け取れる銘柄があって、わたしも2銘柄持っています。ちょうど日本円に交換する手続きをしたばかりなので、手続きを含めて紹介します(2023.10.18)
SBI系の株主優待
わたしが持っている2銘柄は、SBIグローバルアセットマネジメント(SBIGA)とSBIホールディングス(SBIHD)です(カッコ内の数字は証券コード。配当利回りは23年3月期)
SBIグローバルアセットマネジメント(4765)
配当利回り:4.26%
株主優待:暗号資産XRP(リップル)10,000円相当+株式新聞Web版12ケ月無料(52,800円相当)(500株以上)
企業概要:金融機関の有価証券運用受託が柱。投信データ販売やセミナー、指数連動投信も。SBI傘下
参考URL:https://www.sbiglobalam.co.jp/ir/stock/dividend.html
SBIホールディングス(8473)
配当利回り:5.55%
株主優待:暗号資産XRP(リップル)2,000円相当(ほかに健康補助食品などを選べる)(100株)
企業概要:国内外ベンチャー企業投資、ネット証券、保険、銀行など総合金融業を志向。証券口座数首位
参考URL:https://www.sbigroup.co.jp/investors/share/compliments.html
SBIVCトレードに口座
暗号資産の受け取りには、同じSBIグループの「SBIVCトレード」に口座を開設する必要があります。
ご承知のとおり、暗号資産は激しく値動きする「ハイリスク・ハイリターン」の金融商品です。わたしは「石橋を叩いて渡る」慎重居士ですから、個人的には暗号資産に手を出すつもりはありません。

リスクとリターンの考え方はこちら
自分のリスク許容度を知ろう
でも、両銘柄とも配当利回りが高水準です。暗号資産もすぐ日本円に現金化すればよいだけと割り切って、2銘柄とも比較的安いタイミングで購入しました。
もちろん、これをきっかけに暗号資産に手を出すのも自由です。
株主優待でもらった暗号資産なら、大きく目減りしても心理的な痛みは小さいでしょうし、高騰すればリターンは大きいです。
日本円に換金する方法
そのあたりは個々のスタイルなので踏み込みませんが、ちょうど今日、SBIHDの23年3月期株主優待のXRP(リップル)の交付が完了した旨のメールが届いて、さっそく日本円に換金しましたので、その手続きを画面を交えて紹介しましょう。



画像1がXRPを売却するところです。過去4時間の値動きをみても、上がり下がりが激しいですね。画像2が売却完了したところ。画像3はXRPの売却で日本円が1,428円になっているのがわかります。このあと日本円を出金すれば、その金額が住信SBIネット銀行に振り込まれるーーという流れです。
下記の画像は入出金履歴です。きちんと1,428円の出金が反映されています(7月14日の14,630円はSBIGAの株主優待分)

株式新聞Web版が無料も魅力
2銘柄とも高配当銘柄ですし、株主優待を含めた総合利回りは屈指の高さです。
加えて、SBIGAのもうひとつの株主優待ーー株式新聞Web版が1年中無料で読めるというのも魅力です。

株価(10月17日終値)は、SBIGAが541円ですから、500株で27万500円。SBIHDは3174円ですから、100株で31万7400円です。
(いしばしわたる)
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